■紅蘭(紅茶)

 

朝の一杯の紅茶におすすめです。
桃のような甘みがあり、

優しい味わいの紅茶です。

甘い花のような香り、桃のようなふっくらとした

優しい甘みが特徴の紅茶です。

いがらっぽさや渋味がなく、温和な味わいです。

中国紅茶風に、すすり茶碗(蓋碗)を使ってストレートで飲むのもおすすめです。

 

産地:静岡県

 

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<2011年の仕上がり>


紅茶だけではありませんが、作り手の勉さんは、父の義三さんが作られていたものとは違う風味のお茶を作ります。つくづく、同じ畑のお茶であっても、作り手によってお茶の仕上りが違うことに驚かされます。

今年の紅茶はまた、驚きました。義三さんはあくまでも優雅でエレガントなバラのような香りの紅茶を作りましたが、勉さんは甘くて優しくて温和な紅茶を作ります。
ここ数年の中で、香り、味わいともに一番、甘みのある仕上がりになっております。

目覚めに優しい一杯の紅茶、ちょっとこくのある甘いお茶が飲みたくなるティータイムに、どうぞお楽しみ下さい。

 

【入れ方の一例】


急須を温め、茶葉は急須の底に小山が出来る程度入れます。
沸騰した湯を入れ、ゆっくり蒸らして注いで下さい。
レモングラス、カモミールと相性もよく、ブレンドもおすすめです。

現在は息子の勉さんが跡を継いでいます。

【父・小柳三義さんのコメント】

“藤かおり”で紅茶を作ってみよう、なぜなら<静印雑131>の血の入ったお茶ならが、案外うまく行くかもしれない”そのように思ったものだからもうたまらない、二番茶になるのをまちかね手摘みをした。
やはり、紅茶は蒸したり、釜で炒ったりしないので萎凋が重要な作業だ。はじめは萎凋が足りなくて泡が出てしまって、後の作業がうまくできず、失敗したこともあった。何回となく萎凋をやっているうちに、二割以上になってから揉捻機にかけた方が好結果となること、また、生葉はあまりみる芽よりある程度芯の葉が開いた方がよいようであることが分かった。